「私は背が低いから」「力がないから」・・・
そんな理由でオートバイをあきらめていませんか?
もしそんなことで夢を諦めているとすれば、それはものすご〜くもったいないことですよ!
「バイクに乗りたい」
必要なのはこの気持ちだけです。
体格のハンデで、勇気がなくて
バイクを諦めている人へ
私は身長152cm。女の子としても小さいほうです。それに足も決して長くありません(苦笑)
そして何を隠そう「超運動音痴」なのです。
小さい頃から運動の経験もなく(大嫌いなので・・・)自慢じゃありませんが(泣)学生の頃の記憶によれば、基本的な逆上がりさえできません。ソフトボール投げ5m、砲丸投げ50cm(爆)←それは落としているだけでは・・・??走りは遅い、筋力は全くない・・・完全な文化系の人間なのです。
ある意味、バイクなど止められても仕方ないような経験と運動能力しかありません。
そんなドンくさい私が「バイク乗りたい病」にかかってしまったわけです。しかも二輪というものに自転車以外触ったこともなかったのです。でも結論から言って
「そんな事実なんてバイクを乗るという事に全く問題なし」
ですよ。別にレーサーになろうとか、峠をせめようとかいうのではないのですから(笑)
中型(普通二輪)免許を取るとき、最初に「引き起こし」というテストがあります。倒れたバイクを起こすのですが、これに腕力はほとんどいりません。最初、私も友人からそういわれたのですが、なにしろ原付すら乗ったこともなかった私、400ccの重いバイクはびくとも動きませんでした。(次の日は全身筋肉痛で死にそうでした)が、できてみると、「コツ」のみです。腕力ではなく、カラダで起こすとでもいうのでしょうか。
体重を利用できるので非力な女の子でも絶対起こせます!
コツが分からなければ原付のセンスタすら立てられないのですから。
たしかに背がちっちゃいと、しっかり足がつく人よりハンデなのは確かです。ちょっとバイクがブレただけでも「ガシャン!」とこけてしまいます。しかし、免許は絶対にとれます。実際に免許をとって、自分のバイクが手に入れば、自分の体格にバイクをあわせることがある程度可能です。
教習車なんかガンガンこかしちゃえばいいんです(笑)
一緒に教習する他の男の子達は、すいすいとバイクを操っているかもしれません。
自分だけ全然できない、教官にはいろいろ言われる・・・焦りますよね。
でも、開き直ってください。
教習所に入った時点で、免許が取れることは決まっているのです。人より時間がかかっても、何も恥ずかしいことはありません。お金を払って来ているんです。できるまでしっかり教えてもらいましょう。そして今のうちにどんどんこけてバイクに親しみましょう。(自分のバイクではこけたくありませんもんね)
できないと落ち込むより、教官にどんどん話しかけて、仲良くなりましょう。
私はあまりにも課題ができなくて、そのときの教習時間の教官全員に教わったこともたびたびでした。(他の教習生はみんな適当に走っているのです)なにせ、スラローム13秒→それはただの蛇行運転、一本橋4秒→橋渡っている意味ない、八の字→・・・・八の字に走ってね・・・
みんないとも簡単そうに、楽しそうに走っているのに自分だけ・・・と外周コースを回りながら「うるうる」きたこともありましたが、憧れのバイクに乗るためです。がんばりましょう!
教習にいくうちに、他の教習生の女の子に出会うかもしれません。お互い困ったこと、できないところを話し合うだけでも緊張感がほぐれて、よい練習ができるはずです。
バイクの教習は、車と違って孤独です。教官は拡声器などで指導してくれますが、実際にそのバイクに跨っているのは自分ひとりです。(教官の後ろに乗って練習する過程もありますが)
教習が辛くなってきたら、自分の乗りたい、憧れのバイクを雑誌などで眺めると、
またやる気がわいてきます。
また、できるならばバイクの乗れる友達に教習を見に来てもらうと、違うアドバイスがもらえますよ。